⒈年齢と共に必要な物が変わってくる
実家の片付けをやっていると
「なぜこれがこんなにあるんだろう?」
と不思議に思う「物」に出会うことはありませんか?
先日、実家に行った時の話です。
椅子しか使わない生活なのに
なぜか使わない座布団が6枚もありました笑。
長年、見慣れた景色の中に不要なものがあっても
そこで暮らす両親は何の疑いもせずに過ごし
物が増えていく…
定期的に実家の物を見直さないと
両親が生活がしづらくなるなと感じています。
今回は
・親の生活や身体が変化していく中で、暮らしやすくするための「物」の見直し
・親と一緒に片付けをする時に気をつけていること
についてブログにしました。
私と同じように実家の片付けをしている方の参考になれば嬉しいです
⒉「捨てる概念ゼロ」親との会話で気づいた事

私の実家は、普段の生活ではすっかり椅子を使うようになっています。
なぜかというと親は膝に痛みがあり、そもそも正座をすることができない状態だからです。
それなのに実家には、なぜか使われてない座布団が6枚もありました。
特に不思議に思ったのは仏壇の前にはなぜか3枚ほど座布団が積み重なっていたことです。
両親は膝が悪いので、いつも立ったままお線香をあげて手を合わせています笑。

座布団の意味ないじゃーん!!
疑問に思ったので親にこう聞いてみました。

なんで直座り(正座)できないのに、こんなに座布団をとってあるの?

確かにそうだね。もう直座りしないから、座布団いらないね!
なんと親は
・自分がもう直座りできない事
・座布団が必要なくなった事
その二つが結びつかず、わたしが言うまで捨てる概念すらなかったようです笑。
ちなみにこの座布団は両親が結婚した当初に私の祖父母がプレゼントしてくれた立派な座布団でした
・親からもらった大切な物だから
・高価なものだから
という強い思い入れと罪悪感があったからこそ、母は使わなくなってからも使わずにとってありました。
しかし、購入から何十年という長い年月が経っており、もう古く、汚れや座布団の布が破けていました…
⒊実家の片付けで大事なのはそこで暮らす両親の気持ち
実家の片付けというと
子供は「物をどんどん捨ててほしい」
という一方で
親世代は「捨てたくない」
という話はよくある話ですよね
色んな原因がありますが、その一つに
子供が実家の物の処分を促した時に、
親が自分のテリトリーを攻撃されたと感じてしまうから。
こういった場合、最悪の場合親子で揉めて喧嘩になって片付けどころの話じゃなくなったりもしますよね。
今回、私の親はすんなりと座布団を手放すことができました。
しかし、初めから手放すことができていたわけではありません。
以前
私の結婚を機に、実家にある沢山の物を親と一緒に手放しました。
その当時は、今より迷うことが多かったです。
しかし、その片付けで何度も何度も取捨選択の練習をしたからこそ、要・不要の判断が早くなりました。
わたしが実家の片付けをする際に、
気をつけてることは以下の3つです
①捨てる選択を迫らない
絶対に使わない物だから捨てた方がいいと子供の私が思っても、
親が大切だと思う気持ちは尊重し、すぐには処分しません。
これをすることで親のペースで片付けができるので、親も納得しながら作業がすすめられます。
その結果、親子で「何で捨てないの?!」と私が言うことも減り、険悪な雰囲気はなくなりました。
我が家では、過去の片付けで手放せなくても
継続的に一緒に片付けをしていたら
親の気分が変わって、捨てられたことを何度も経験しました。
「焦らなくてもそのうち手放す日が来る」
と思うことで子供の私も心が少し楽になりました
②あえて目につく場所に出す
親が捨てたくないけれど収納の奥に眠っているようなものは、使いやすいようにあえて目につくところに出しておくきます
これをすることで
その物が活かせられる事ができるのか
処分した方がいいのかが判断がつきやすくなります
③捨てる理由を必ず聞く
親の意思で捨てる選択をする場合は、捨てる理由を必ず聞くようにしています
それは何故かというと
・似たような物が家に中から出てきた場合、捨てる判断が早くなる
・買い物で同じ失敗を繰り返さないようにする
自分の口で言葉にする事で頭に焼きつく事でこれからより快適に暮らせるようになります
⒋高齢になると変化を嫌う

片付けは親自身が自分と向き合い
これからどんな生活をしたいかを考え
新しい人生の一歩を踏み出すことでもあります
しかし、年齢を重ねれば重ねるほど
持病や、筋力低下、体力の低下、意欲の低下、脳の働きの低下などから
思い通りに身体が動かせなくなることも多いですよね…
そのような身体の不安がある中で、
片付けで物を手放し、生活環境が変わる
というのはとても気力も体力もいることです
だから親世代が
今の生活を変えたくない=実家の片付けをしたくない
そう思うのは当然だと思います。
これを高齢の親だけでやるのは限界があります
こう思うのは私自身が体調を崩して動けなかった時、環境の変化がとても苦手でした。
そして何かを選ぶということができなくなり…
何が必要で、何を残すのかの取捨選択、
重い荷物を運ぶエネルギーなんてありませんでした。
そうした経験から、実家の片付けを親に無理矢理やってもらうことは現実的にとても難しいと感じています。
もし、親御さんが片付けに拒否反応があるなら決して無理強いしないでください
まずは親子の会話を増やして
「今どんな事に困っているか」
を聞くことから始める事が大事です。
年齢を重ねることで、身体や生活環境が合わなくて生活しづらくなってる部分が出てきます
例えば
戸建てで今まで1階と2階で生活してたけど、身体の様々な理由から生活のほとんどを一階部分で過ごすようになった。
このような場合
必要な物を2階まで取りに行くの大変だから一階に下ろして
使う機会が少ないものは2階に上げておこうか??
という提案もできます
ここではあくまでも提案で無理強いはしないこと。
こういう寄り添う片付けを親御さんの反応を見ながら
少しずつ始めていくのが1番かもしれません。
実家の片付けは親のこれからの人生に寄り添う大切な時間
今回、我が家では「もう直座り(正座)をしない」という生活の変化に気づいたことで、座布団を手放すことができました。
もしこれが、親が完全に精神力も体力を失った後だったら、
生活の変化を恐れ
「まだ使えるから」
「親からもらったものだから」
と座布団だけではなく色んな物に執着し手放せず
足の踏み場のない部屋で暮らしていたと思います。
物が増え、足の踏み場がなくなると転倒のリスクも増え、安心して暮らしたい家が危険な場所になってしまいます。
年齢と共に生活の仕方が変わっていくからこそ
必要なもの・不要な物を選びとっていくことが
健康寿命を上げていくことにも繋がる
と私は考えています。
だからこそ、
実家の片付けは「まだ親が元気なうち」にスタートすることが何よりも重要です。
実家の片付けは2〜3日で終わるものではありません。
一気にやろうとすればお互いに疲れてしまうので
小さく始めることが大切だと考えます。
また、親が元気なうちに暮らしやすい環境づくりをすることで
親が亡くなった時の私自身の負担も軽くなると思っています。
今度帰省する際に、
ご両親とたわいもない会話から「困ったことないの?」と聞いて片付けの話のきっかけになれば嬉しいです。
未来と今が輝く実家の片付けを一緒にしていきましょう!!
それではまた!!
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